2014年12月25日木曜日

【サンタプロジェクトのご報告】サンタたちの想い

サンタプロジェクトに参加したサンタのみなさんからコメントが届きました。
湧いてきたことばを、いくつかここで紹介させてください。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
さいきんは外部の訪問者が減ってきたそうで、
前から楽しみにしてくれてたみたいでうれしかったです
後で合流したわたしを見て、おじいちゃんがおっきな声で
「あんた、サンタかぁ!」と笑顔で迎えてくれました。(中略)

できたことはちっぽけだけど
現地で田老出身のターシャ(=代表山本)と歩いたり田老のひとたちに話を聞いたりして、
はっきりとフォーカスをあわせることができました。
なにより、素敵な仲間たちと行けてすごく楽しかった。ありがとう。

また行きます。
それまでどうぞ、おげんきで。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「三角屋根のお家を建てたいの」
2日目、抽選会を終え、クリスマスキャンドル作りに来てくれたお母さんが
これからの夢をこう話してくれました。
「本当にホッとしました。これから老後を幸せに暮らさなくっちゃね」と、
くしゃくしゃの笑顔で嬉しそうにキャンドル作りに参加してくれました。
素敵な笑顔でした。

辛かったことなど一切口には出さず、

嬉しそうにこれからのことを話すお母さん達を見ていて、
逆に涙がこぼれそうになりました。
まだまだこれからではあると思いますが、

少しずつでも明るい未来が見えてきている状況に接することができて嬉しく思いました。
一方で、たくさんの方々が先の見えない仮設住宅での暮らしが

これからも続けられていく現実もあらためて認識しました。

様々な気づきをいただいたこと、

プロジェクトに参加した優しく温かい皆さんとの新たなご縁をいただいたこと、
本当に感謝しています。ありがとうございました。
これからも皆さんと一緒に想いをつなげていけたらなと思います。
本当に良いプロジェクトに関わらせていただいたと思います。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

児童養護施設で、音楽を通じて子供と接していても、
今回も、どうしても、何か出来ているようで、出来ていない、
無力さを感じずにはいられません。
エゴなのではないか?自己満なのではないか?と、考えてしまいます。
ですが、ボランティアをする以上は、

その気持ちは着いて回る事だと、強く実感しています。
周りからも言われる事も多いと思いますし。

でも、実際の当日の様子など、その時に掛けられた言葉は、

参加しないとわからない事だと思います。
この様な機会が無いと、行くことの出来る場所では無いからこそ、
感じる事もとても多かったです。

1番遠くて奥の方に、体の不自由なお婆さんが住んでいたりと、

何だか歯痒かったです。

毎週の様に通って、何か出来るわけではない場所だからこそ、

まずは小さな小さな幸せを大切に、ありがとう。を忘れずに、
身近にいる困っている人から、目を背けず暮らしていくことから、
また始めて行こうと、改めて思いました。
それを忘れてしまう事は、
今回の活動がエゴ、自己満、偽善になってしまうと、強く思います。

また参加させて頂ける様、一つ一つ精進していこうと思います!

そして、今回思ったこうすれば良かった。などを、
しっかり形にして届けられたらな。と思います。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

大きなパワーが動いた2日間、
その咀嚼を、岩手入りしたサンタたちはじっくりしているところです。

今回はここまで。

0 件のコメント:

コメントを投稿